ラッシュ香水の歴史を辿るパフューム ディスカバリーキット レトロスペクティブのレビューです。
管理人はLUSHの石鹸を愛用していますが、香水については今回初めて パフューム ディスカバリーキット レトロスペクティブでじっくりとその香りを感じてみました。
依頼案件で商品提供いただきましたので、独断かつ個人的なレビューさせていただきます。
パフューム ディスカバリーキット の種類
LUSHのパフュームディスカバリーキットは、2021年3月現在3種類あります。
この記事で紹介するレトロスペクティブは、
LUSH以前のCosmetics To Goから今に至るまでのLUSH香水の歴史から代表的な4本を集めたセット。
また、この他には
グリーンのボックスは パフューム ディスカバリーキット リジェネレーション 。今はやりの持続可能がテーマ、 新たな価値を生み出す「リジェネレーティブ」な原材料を調達 しています。
この中に入っている バニラリー という香水が、キロンボを連想する甘さがあり
練乳のような甘さが好きな方にお勧めです。ブラジルのアマゾン産トンカ&バニラの香りで自己肯定感とドーパミン大量生産間違いなし。思い切り自分を甘やかせる香りです。
あと、このセット個人的に好きなROSE JAMという香りが入っています。
ローズジャムなんていうネーミングなので、外国のキャンディみたいな味かと思っていたのですが、LUSHのネオンでポップなイメージではなく、 夜明け前に摘み取った香り高いトルコ・ セニールのローズにハーバルなゼラニウムが重なる、芳醇なローズの香りがノーダウトで美しいバラ香水です。
LUSHの香水の中では、バニラリーとローズジャムが管理人の推しなので、個人的な話で言えばですよ(笑)このリジェネレーション キットが一番オススメかな。
最後のキットは、ちょっとサイコパス的な、でも怖いもの見たさで試してみたい【 四体液説パフューム ディスカバリーキット ルネサンス 】です。
四体液説とは、人間は4種類 の体液で構成されており、心と体のバランスが大切であるという考えに基づき、LUSHでは 黄胆汁質 をジャスミンで、多血質をサンダルウッドで、 黒胆汁質 をネロリで、 粘液質をヴァイオレットリーフで表現しています。
ルネサンスに入っているもの管理人は試したことがないので、4体液説が性癖に刺さる方は是非、¥16,750 (税込) / 4種各15ml ゲットしてご自分の鼻でSniffしてねー!
ディスカバリーキット レトロスペクティブ
ではディスカバリーキット レトロスペクティブを紐解きましょう。
1990年『パンジー パフューム』
1995年『カルマ』
2004年『ダーティ』
2010年『ブレス オブ ゴッド』
ダーティ
1本目は『ダーティ』。これは強烈に歯磨き粉のような香りがトップにきます、付けてしばらくは家族に歯磨き粉の匂いがスゴイするんだけど・・と言われました。
ただ、不思議と時間が経過すると香り立ちが柔らかになりサンダルウッドがほのかに感じられます。なんでも韓国で流行ってるのだとか。
韓国行く度どこいっても同じいい香りでずっとあの香りを探し求めてたらフォロワーさんが教えてくださりLUSHのdirtyと知り駆け込んで確かめたらまじでこれだった。つけたてはキツく感じるけど時間経つとふんわり香る好き嫌い分かれるらしいがまじで韓国行ったことある人には分かるあの香り。 pic.twitter.com/8UzWTT21zP
— R (@pqwxyz2) October 16, 2019
ボディソープやヘアクリームもあるのであわせて使うと、全身爽快ニキになれること間違いなし!最初の歯磨き粉感をやり過ごせるなら中盤から後半にかけてみせる甘い顔の意外性楽しめるので小綺麗な青年やイケオジに是非纏ってほしい香りです。
何日間か試しましたが、このダーティの真骨頂は翌日の朝だと思いました!で、いま公式サイトの説明みたら「恋人と過ごした翌朝、シャワーの代わりにこの香りをまとって、またどこかに出掛けてしまう。爽やかな香り」ってあった!香水って凄い、着けた人が的確に情景を頭に浮かべられる・・。これほんと、甘く官能的な翌朝の香りいいですよ~ サンダルウッドの底力堪能です。
パンジー
ショップの方に「どの香水が人気ですか?」と聞いたところ、際立ってこれって言うのは無いらしいのですが、先のダーティとパンジーは購入される方多いとのことでした。
管理人はこのディスカバリーの第一印象はパンジーが一番好みでした。グレープジュースのような香りがするのですが、ネロリが主軸なんですよね。甘くフルーティな香りです。バルサム調のガルバナムとラブダナムが柑橘っぽさを消してるのかも。
パンジーは20代の女性により似合う香りだと個人的に思います。まぁ自分も着けちゃうけどね(笑) 香りはめいめい自分が好きなもの着ければイイの前提の上で。
カルマ
何がいいって、名前がカルマ。現世で自分に課されたカルマをこなす毎日ですが、そんな時にこの香りつけて業を解消したいものです。
実は管理人はこの手の香りが苦手です・・はじめて着けた時、微かにモーニングスランバーっぽさも感じたので、香調を見比べましたが香料は全然違いました。トーンとしては明るいのですが、たぶんパチョリかなぁ、なんとも不思議な香りです。確かにとらえどころのなさが 1960年代のロンドン ヒッピー的なのかな。
ブレスオブゴッド
最後にご紹介するのは、スモーキーなブレスオブゴッドBreath of God
スモーキーと言っても TRVDON – REVOLUTION ほどハードではなく、酸味のあるウッディです。シベット系ではないですが、それに近いアニマリックな印象も受けます。
これって、ツンとした香り・・ネロリやレモンですかね、それがセンシャルに香らせてるのかなって感じました。性的なイメージを直接的ではないにせよ醸し出してくれる香水です。
吸う息、吐く息ですからね~
ラッシュその他のオススメ香水
ラッシュでその他おススメの香水をいくつかご紹介します。
カテゴライズ的にバニラリーに近いですが、イチゴシェイクのような甘さがあります。同じ香りでリキッドコンディショナーがありますがロングセラーの人気の香りです。
LUSH店舗で柑橘系の香りを探しているときに見つけたのですが、1000 kisses deep
ロマンチックな名前ですね、『 幾重にも絡み合う香りが発展していく、生涯にわたる深い愛情を香りで描いたパフューム 』
実はこれ、金木犀の香りがトップに出ているようなのですが、時間の経過でバルサミックさも出てくる変化が面白いです。単純なシトラスより楽しめます。
LUSH通販サイト
ディスカバリーキット レトロスペクティブ、最終的に優勝したのは・・・なんと、第一印象ではナイはずだったダーティです(笑)
お風呂上り最近はよくつけてる・・で、朝に残り香を堪能してる。
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